シカゴ旅行2日目

2005年12月22日
シカゴ旅行2日目

午前10時
今日は,シカゴ旅行の最大の目的であるシカゴ美術館へ。
開館と同時に入館し,ポケットガイド(日本語版)と音声ガイド(英語版のみ)を入手して,いざ出陣。

午前中は,東洋美術を中心に鑑賞することに。
ただ,真面目に音声ガイドを聴きながら,説明文をゆっくり読みながら鑑賞していると時間があっというまに過ぎていく。
#もちろんネイティブに比べて説明文を読むのがはるかに遅いのが原因。
しょーがないので,部屋に入ったときの第一印象で,ここはじっくり見るかどうかを判別することにした。

結局印象に残ったのは,洗練された宋代の陶器と,東海道五十三次などの浮世絵群くらいでした・・・

午前11時半
ちょっと早いけれど美術館内のレストランで昼食。
店員さんお薦めの白ワインベースのリゾットを注文。
はじめは美味しいけれど,3分の2を過ぎた当たりから飽きた。

正午
お腹もいっぱいになったので鑑賞に戻ることにする。
もっとも午前中にある程度はしょりながら見たにもかかわらず,全体の5分の1か6分の1しか見られなかった。
シカゴ美術館の展示品を1日で鑑賞し尽くすことは土台無理であることに遅まきながら気づく。
明日も来るか?
でもシカゴ美術館だけで終わるのはもったいないから,ここに来るのは今日だけにしよう。
でも,到底全部は見られない。
こんな自問自答の結果,目当てにしていた印象派の絵画群はじっくり時間をかけて,あとは歩いて雰囲気だけを味わうことに決定。

とりあえず1階の展示の残り(甲冑コレクション,アメリカ現代美術)と2階のアメリカ美術の展示室を歩いた後,印象派の最初の展示室へ向かう。
#ただ歩いてぼんやり眺めただけだけど,軽く1時間かかったことを付記しておく。
東洋美術・アメリカ美術の展示室には1,2名しか観覧者がいなかったのに,ここには人が10人以上いる。
やはり一番の人気なのだろう。
部屋に入ると真ん中にカイユボットの「パリ,雨の日」が飾られ,壁にはドガ,ルノワールなどの絵画が十数点ほど飾られている。
この無造作に飾られている作品のどれもこれも,美術にはそんなに詳しくない私でも知っている名画ばかり。
その中でも主な作品を列挙してみる。

ルノワール
二人姉妹(テラスにて)
Fournaiseレストランでの昼食
フェルナンドサーカスの少女曲芸師たち
大菊
ピアノを弾く女性

モネ
ノルマンディ列車の到着,サン・ラザール駅にて

マネ
読書する女性

#注・英語の題名を即興で訳したので定訳からはずれているかも。

この部屋に飾られているものを一つ一つ見るだけでかなりの満足感。

でも,まだあと5つも展示室があるんだ,印象派だけで。
もちろん,シカゴ美術館門外不出の「グランド・ジャット島の日曜日の午後」(スーラ)も。
じっくり見たにもかかわらず,こうして書いているだけでももう一度見に行きたいと思ってしまう今日この頃でした。

午後3時半
印象派の絵画群をようやく見終わる。
2階の残りの展示を駆け足で見て回る。

午後4時半
ミュージアムショップを冷やかす。

午後5時
閉館。
印象派をたっぷり見られたのはよかったけれど,他の展示はじっくり見られなかった。
今回の旅行では無理だけど,また立ち寄って鑑賞したい。

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